outputステートメント

1. 「暗示的なOUTPUT」と「明示的なOUTPUT」の2種類がある。
2. データステップではOUTPUTと書かなくても暗示的なOUTPUTが存在する。
3. データステップ内でOUTPUTと書くと明示的なOUTPUTとなり、暗示的なOUTPUTは存在しなくなる。

data test;
  length A B 8.;
  A = 1;
  B = 2;
run;

見慣れた結果。

data test2;
  length A B 8.;
  A = 1; output;
  B = 2;
run;

データステップ中にOUTPUTがある（明示的なOUTPUT）ので、暗示的なOUTPUTは消える。
B=2は実行されないので出力は欠損となる。

data test3;
  length A B 8.;
  A = 1; output; output;
  B = 2;
run;

A=1が2回OUTPUTされている。
B=2は実行されない。

data test4;
  length A B 8.;
  A = 1; output; output;
  B = 2; output;
run;

3回目の明示的なOUTPUTでA=1とB=2が実行される。

data test5;
  length A B C 8.;
  A = 1; output; output;
  B = 2;
  C = 3; output;
run;

同様に3回目のOUTPUTでそれまでのステートメントが実行される。