FREQプロシジャ

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概要

頻度を集計します。
(要点だけの解説となっています。)


構文

PROC FREQ <options>;
  BY variables;
  EXACT statistic-options </ computation-options>;
  OUTPUT <out=SAS-data-set> output-options;
  TABLES requests </ options>;
  TEST options;
  WEIGHT variable </ option>;
RUN;

PROC FREQステートメントのオプション

オプション説明
COMPRESS現在のページで次の一元表を開始。
DATA=入力データセットを指定。
FORMCHAR=クロス集計表で使用するアウトライン文字やセル区切り文字を指定。
NLEVELSすべてのTABLES変数の水準数を表示。
NOPRINTすべての出力表示を抑制。
ORDER=報告する変数値の順番を指定。
PAGE1ページにつき1つの表を表示。

ステートメントの説明

ステートメント必須説明
BYグループ変数を指定(事前ソートが必要)。
EXACT検定と信頼限界を要求。
OUTPUT統計を含むデータセットを作成。
TABLES一方向からn方向の頻度とクロス集計表、およびそれらの表の統計を要求。
TEST関連性の尺度と合意の尺度の漸近検定を要求。
WEIGHT入力データセットの各観測値に重みを提供する数値変数を指定。
必須ステートメントはありません。

EXACTステートメントのオプション

オプション説明
AGREEMcNemarの検定(2×2表の場合)、単純なカッパ検定、重み付きカッパ検定。
BARNARDBarnardの検定(2×2表の場合)。
BINOMIAL | BIN一元表の二項比率の検定。
CHISQ一元表に対するカイ2 乗適合度検定、二元表に対するPearson カイ2 乗検定、尤度比カイ2 乗検定、およびMantel-Haenszelカイ2乗検定。
COMOR共通オッズ比、共通オッズ比検定の信頼限界(2×2表の場合)。
EQOR | ZELENオッズ比の等質性に対するZelenの検定(2×2表の場合)。
FISHERFisherの正確検定。
JTJonckheere-Terpstraの検定。
KAPPA単純カッパ係数に対する検定。
KENTB | TAUBKendallのTau-bの検定。
LRCHI尤度比カイ2乗検定(一元表および二元表の場合)。
MCNEMMcNemarの検定(2×2表の場合)。
MEASURESPearson係数およびSpearman係数に対する検定、オッズ比の正確な信頼限界(2×2表の場合)。
MHCHIMantel-Haenszelカイ2乗検定。
OR | ODDSRATIOオッズ比の正確な信頼限界(2×2表の場合)。
PCHIPearsonカイ2乗検定(一元表および二元表の場合)。
PCORRPearsonの相関係数に対する検定。
RELRISK相対リスクの正確な信頼限界(2×2表の場合)。
RISKDIFF比率の差の信頼限界(2×2表の場合)。
SCORRSpearmanの相関係数に対する検定。
SMDCRSomersのの検定 D(C|R)。
SMDRCSomersのの検定 D(R|C)。
STUTC | TAUCStuartのTau-cの検定。
TRENDCochran-Armitageの傾向検定。
WTKAP | WTKAPPA重み付きカッパ係数に対する検定。

WEIGHTステートメントのオプション

オプション説明
ZEROS重みが0のオブザベーションを含める。デフォルトでは無視する。

テストデータ

data class;
  set sashelp.class;
run;

例1

proc freq data = class;
  tables age / out = freq_out;
run;

例2

proc sort data = class out = class_sort;
  by sex;
run;

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