format, informat

スポンサーリンク

SASのformat(出力形式)とinformat(入力形式)は非常に数が多いので詳細はマニュアルへ(「SAS9.4出力形式と入力形式:リファレンス」など)。
その中で仕事で使いそうなものをまとめておく。

日付関連

format(出力形式)

構文説明パラメータ
YYMMDDw.SAS日付値をyymmddまたはyy-mm-dd形式で書き出す。w(出力幅):
デフォルト:8
範囲:2-10
YYMMDDxw.同上。
さらに区切り文字を指定できる。
x(区切り文字):
B:空白
C:コロン(:)
D:ハイフン(-)
N:区切り文字なし
P:ピリオド(.)
S:スラッシュ(/)

w(出力幅):
デフォルト:8
範囲:2-10

informat(入力形式)

構文説明パラメータ
YYMMDDw.yymmddまたはyyyymmdd形式の日付値を読み込む。w(入力幅):
デフォルト:6
範囲:6-32

日時関連

format(出力形式)

構文説明パラメータ
E8601DTw.dISO8601規格の拡張表記yyyy-mm-ddThh:mm:ss.ffffffを使用して日時値を書き出す。w(出力幅):
デフォルト:19
範囲:19-26

d(秒値の小数点以下の桁数指定):
デフォルト:0
範囲:0-6

informat(入力形式)

構文説明パラメータ
YMDDTTMw.dyy-mm-dd hh:mm:ss.ss形式の日時値を読み込む。w(入力幅):
デフォルト:19
範囲:13-40

d(秒値の小数点以下の桁数指定):
デフォルト:0
範囲:0-39
時間関連

format(出力形式)

構文説明パラメータ
TIMEw.dSAS時間値をhh:mm:ss.ss形式で書き出す。w(出力幅):
デフォルト:8
範囲:2-20

d(秒値の小数点以下の桁数指定):
デフォルト:0
範囲:0-19
要件:wより小さい数にする。

informat(入力形式)

構文説明パラメータ
TIMEw.hh:mm:ss.ss形式の時、分、秒を読み込む。w(入力幅):
デフォルト:8
範囲:2-20

コメント